白髪染めがしみる人ほど、実は「流し」が大事な話
流してる最中にお客様が言ったこと
ある日、初めてご来店された40代後半のお客様。
白髪染めがしみるのが怖くて、2ヶ月我慢して伸ばしっぱなしだったそうです。
塗っている間は特に反応もなくて、「今のところ大丈夫そうですね〜」なんて話していたんですよね。
でも、シャンプー台で薬を流していた時に、ふとしたタイミングで、
「なんかちょっとピリピリしてきたかも」
とおっしゃって。
「塗布」より「流し」でしみる人が実は多い
白髪染めって、塗ってる時が一番刺激があると思われがちなんですが、
実は流しの時に「一番しみる」という方、すごく多いんです。
塗布中はなんともなかったのに、
シャンプーの時に急にピリつく。
このパターン、実際けっこうあります。
「薬剤が合わないから」
「体質のせいだから」
って片付けられがちだけど、
流し方ひとつで変わることもあるんですよね。
残留が原因でしみることもある
しみる原因って、実は”流し不足”っていうケースも結構多いんです。
しっかり流したつもりでも、
薬剤って意外と地肌や髪の根元に残ってたりするんですよね。
特に、フェイスラインや生え際、耳の後ろ、後頭部の下の方なんかは
見落とされやすい。
帰ってからかゆくなる方、多いです。
その原因、薬剤がちゃんと流れてなかっただけってこと、けっこうあります。
私が「流し」で見直したこと
以前までは、時間との勝負みたいに
早く、しっかり落とすことばかり意識してたんです。
でもある時から変えました。
・お湯の温度を36〜37度に固定
・直接頭皮に当たらない角度で当てる
・流す前に軽く乳化させて薬剤をなじませてから流す
・強い摩擦をかけないように手の使い方を変える
・特にフェイスラインやえりあしなど、薬が残りやすい場所を丁寧にチェックする
これを意識するだけで、
「前はいつも帰ってからヒリヒリしてたのに、今日は大丈夫だった」
って声が増えたんですよね。
「ちゃんと流してくれてる感じがした」
さっきのお客様も、最後にこんなことを言ってくださいました。
「前に行ってたお店は、すごく流すのが早くて、
流してもらってる最中からピリピリしてたんですけど、
今日はちゃんと全部落ちてる感じがして安心でした」
この”ちゃんと落ちてる感じ”って、すごく大事なんですよね。
我慢してる方ほど、最後のケアが大事
しみるのが怖い方って、
「また同じことになったらどうしよう」って
ずっと体が緊張してるんですよね。
だからこそ、最後のシャンプーで何も起きなかった時、
ものすごく安心してもらえるんです。
染める前の声が少なかったお客様が、
帰る頃には自分からたくさん話してくれるようになる。
そんな瞬間が何度もあります。
無理に染めなくていいじゃなくて、我慢しなくていい染め方を
白髪は気になる。
でも、染めるのが怖い。
そう感じながら我慢してる方、本当に多いです。
でも、全部が体質のせいとは限らないんですよね。
薬剤の選び方も大事だけど、
“よく流すこと”だけでも頭皮の反応がガラッと変わることもある。
「ここならちょっと安心かも」
そんなふうに思ってもらえたら、嬉しいです。
もう、我慢しながら染める時代じゃないと思っています。








